November 11, 2008

アレルギー治療2

NAETのアレルギー治療に既に暫く来ている患者さんは、17歳の高校生。

今回は、15種類の基本項目の最終項目の治療日だった。

1回目の治療を始める前は、毎日、お腹が痛くなるし、顔の赤くなる湿疹もどんどん酷くなる一方と言うことであった。

基本15項目を終える直前の今回の時点で状況を伺うと、まだ、お腹が痛くなることは完全にゼロになった訳ではないが、その頻度は、本当に著しく減少したという。

治療開始前は、食べる物を本当に気をつけないと、お腹が直ぐに痛くなるというか、お腹が痛くならずに食べられる物が、本当に少なかったという。今は、前に比べて、その制限が本当に少なくなったという。彼女のお母さんも、以前は、食事に出せるものが少なくて困っていたが、今は、そういった問題が本当に減少したという。

また、顔の赤くなる湿疹の方は、私が見ても分かるように、著しく減少した。ただ、本人いわく、熱いシャワーを浴びた直後は、まだ多少、赤くなるという。しかし、これは、後ほど、Heat(熱)に対しての、治療を行うので、それ以降にさらなる効果を期待する所である。

次回でおそらく基本15項目が全て終わる予定であるが、この後は、Heat(熱)や、彼女を取り巻く環境物質、また、感情面でのアレルギーのチェックを主に行う予定である。以前に、顔の湿疹の赤みが急に酷くなった時も、学校内でのストレス要因が急に激増した時であったという。感情のアレルギーは大分潜んでいるかもしれない。

今月はカレッジにエッセイの提出もあるというので、ホリデーシーズンが目先にあると言えども、それなりにストレスの高くなりそうな月だそうだ。晴れて、彼女が大学に行く頃には、より健康で、素晴らしい大学生活を迎えられる事を心より望む次第である。

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November 06, 2008

交通事故~その後

9月下旬に交通事故に遭われた患者さん、最終チェックを受けに、約4週間ぶりに再来院した。

前回の来院の時点で、患者さんいわく、症状は全て消失し、ほぼ事故前の状態に回復したとのことであった。

今回は、約4週間とい間隔を置いて、その間にいつも通りの生活、もしくは、ちょっと普通より頑張ってみるような生活をして、症状が再発するかどうかモニターしてもらった。

見かけ上問題無いと思っていても、よく使い込んでみたらボロがあったというような事は、皆さんも経験されたことがあると思います。

もっと具体的に例を挙げれば、温暖な気候のもと、低速で一般道をゆっくり走っている分には、不具合を感じないが、高速道路、高温もしくは低温の様な過酷な環境条件で車を運転したら、問題があれば、それは直ぐに認知できるレベルの症状を浮き彫りにしてしまうというのは想像がつくだろう。

要は、隠れた問題がまだ存在するかしないかをチェックする、耐久テストの様なものである。

今回は、この患者さんにその期間を4週間あげたのだ。幸いにも、その結果は、合格だった。勿論、患者さんからの報告だけでなく、私自身が、患者さんの患部の機能を再検査して、客観的にも問題がないかチェックした上での合格なのである。

このケースは無事終了した。

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November 04, 2008

アレルギー治療

今日が2回目の来院の5歳半の少年。3歳半のときから、突然鼻づまりが始まり、今では、常時、鼻が詰まっているという。今まで何人かのカイロプラクターも含めて、複数のナチュラル・ヘルスケアー・プロバイダーと西洋医学の医者に掛かったが、症状がほんの少しでも軽減する方向に至ったのは、栄養士の勧めによる、エリミネーション・ダイエット(除去食療法)のみであったという。しかし、これでも、満足するレベルに問題が解決したと呼ぶには、まだほど遠いという。

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そこで、今回は、代替医療によるアレルギー治療で最も有名なものの一つであるNAET(日本語サイト英語サイト)という治療法を受けに当クリニックに来ることになった。

この治療法は、まず、15種類の基本項目のアレルギー除去から行う。これらの基本項目は、主に基本的な栄養素で構成されているのであるが、第一番目の治療項目は、脳と体とのコミュニケーション、言い換えれば、自律神経のバランスを整える治療である。

初回である前回は、その自律神経のバランスを整える治療を行った。ひどい慢性の症状に対して、たった一回の治療でドラマティックな変化を期待する事は、なかなかチャレンジングな事であるが、初回の治療の後の状況を、少年のお母さんに聞いてみると、治療した日は、なんだか疲れた様子であったが、その後は、一日の内で一番ひどい朝の鼻づまりの状況が少し緩和されてきた様な感じがするとの事であった。

少年及び、少年のお母さんとのコミュニケーションも、かなり高いレベルで行えていることが、この様な良い出だしに繋がっているのだと思う。これは、英語でのコミュニケーションが旨くいっている、いっていないという言語上の意思の疎通に関しての意味ではない。患者さんが、代替医療及び、このNAETという療法へ、真剣に取り組んでいるという姿勢が、施術者である私と旨く共鳴しているという意味である。

早く、この少年が気持ちよく胸いっぱいに鼻から息を吸える日が来ることを願う。

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October 21, 2008

MIND & BODY

先週始めていらした30台後半の患者さん、今日は、2回目の来院。

初回では、以下の様に状況が進んだ。

主訴は、先々週から止まらない頭痛、首・肩の痛みとのこと。また、この症状が出てから高血圧気味にもなっているので、先週、このクリニックに来る何日か前に、内科医の診察を受け、高血圧の薬を出されて飲んでいるが、特に症状には変化がないという。

問診時において、感情面でのストレスが潜在意識の中に在りそうである事が認められた。

感情面(MIND)でのストレスは、それが潜在意識の中のみ(自意識では余り認識していない)であったしても、結果として、身体(BODY)にその影響が現れるのである。特に、自律神経によって制御されている身体部分は、その影響がドラマティックに現れることも少なくない。

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身体の方をチェックすると、首から肩に掛けての筋肉にかなりの硬直が見られる。また、上肢(上腕、前腕、手)の筋力も弱くなっている部分が認められた。

原因追求型の治療方針の説明を行い、まずは、身体面でチューン・ナップが必要な所から治療に取り掛かった。首、肩、背中付近の筋肉・軟組織の調整を最初に行った。具体的には、筋肉などの軟組織繊維内に溜まっていた老廃物の排泄を促進させ、軟組織の癒着を取る作業を行った。その後に、カイロプラクティックの本筋である、神経系の調整を行った。

さて、2回目の今日、患者さんに症状の具合を聞いてみると、前回治療を受けた日の夜から、頭痛と首の痛みは、ほぼ消失したという。しかし、肩の方は、同様にすっきりとまではいかなく、凝り感が多少残存しているという。

今日は、前回同様の治療方針であるが、もう少し深い層の筋肉まで軟組織の治療を試みた。そして、その後は、カイロプラクティックの治療、即ち、神経系の調整を行った。

次回からの治療は、治癒の進捗状況にもよるが、感情面からのアプローチも含める予定である。人の感情は、体の生理学的な作用と強く関係しているので、カイロプラクティックが対象とする神経系と応答するのである。

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October 20, 2008

鉄棒で起きた腰痛

今日は、2年ぶりに来院した患者さんがいた。2年前は、運動中に起きたヒザのケガの治療で来院した。その時は、一ヶ月半に渡って、数回治療し、その後、ヒザは完治した。

今回は、約4週間前に、ジムで鉄棒を使って、下半身をツイストさせながら振り上げる運動をしていた所、腰に激痛が走ったとの事であった。この運動は、他人がやっているのを見よう見まねでまねしてみた所、起きてしまったとの事であった。

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それが起こって暫くの間は、痛くてどうしようも無かったが、自然治癒力で回復させ、この4週間で痛みは大分軽減したという。しかし、前回のヒザの時と同様に、ある時点からは、回復が進まなくなったため、来院したとの事である。今は、得に朝、症状が強いとの事である。

調べてみると、大腰筋(だいようきん・腰椎と大腿部の付け根を走る筋肉)、腰方形筋(ようほうけいきん・骨盤から腰椎にかけて走る筋肉)、大臀筋(だいでんきん・臀部の後ろ大部分をカバーする筋肉)、腰腸肋筋(ようちょうろくきん・腰椎の横を平行に走る筋肉)が硬化しているのが認められた。特に症状を一番感じる部位である左側の腰方形筋には、ピンポイントでの圧痛点が存在した。

この患者さん、2年前の来院の際に、軟組織の障害の治療方針と方法論について説明したものをキチンと理解して、覚えてらしたようで、今回の治療の説明についても、理解するのがとてもスムースであった。

治療のゴールは、筋肉の傷の組織の正常化と、患部と脳をつなぐ神経機能(コミュニケーション)の正常化である。

朝晩が少し冷える季節になって来たが、どんどん寒くならない内に完治してもらいたい。

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October 02, 2008

交通事故5

ブログを見た方から、交通事故にあったら具体的にどうすればいいのかという質問を頂きましたので、その時のアクション・ステップを取り上げておきます。

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事後現場においては

・車を停止させて、エンジンを止める。
・心を落ち着かせ、パニックにならない様にする。
・自分にケガが無いかチェックする。怪我人がいたら動かさない。
・車は非常点滅をつけっぱなしにして置き、人間は現場付近の安全な場所に移動する。
・911に電話して、事故があったことを告げる。必要に応じて、警察及び、救急車を呼ぶ。
・他のドライバーと情報交換をする。保険・相手の情報、目撃者、現場の状況、車の情報を控えておく。

事故現場を立ち去ってからは

・自分の保険会社に連絡する。
・DMVに連絡して、事故のレポートの提出が必要かどうか確認する。
・ケガをしていたら、直ぐに医者に見てもらう。
・掛かった費用に関する記録(レシート)を全部控えておく。
・ケガをした場合、自分の生活にどのように影響したかを記録しておく。(例、仕事を何日休んだ。)
・カイロプラクティックの予約をなるべく早く取る。

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October 01, 2008

交通事故4

交通事故のケースの場合だけとは限らないが、首、背中、腰などの硬直感は、ビジュアルのイメージとしてはどの様なものか紹介してみたいと思う。

何年か前に行ったセミナーで入手した画像で良い物があったので、それをお見せします。もちろん、この画像の使用はそのセミナーの先生から、私が使用許可を得ています。

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まず、こちらのイメージ画像は、後ろから見た背骨のイメージですが、ある3つの脊椎に注目しています。それぞれ、上下に隣接する脊椎は、関節及びそれをまたぐ筋肉でつながっています。左右が非対称になっているのが分かるでしょうか?このイメージは右側の筋肉が硬直している様子を描いています。この場合は、左側に体を傾けようとすると、硬直感や痛みを感じてしまうでしょう。ちなみに、英語での見出しの説明を、意訳すると、“筋肉のけいれにより可動制限が起きた状態”といった感じになります。

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さて、次のイメージ画像ですが、最初の画像と比べると、左右対称になっているのに気づかれると思います。同様に、英語の見出しを訳すると、“カイロプラクティックの治療により、筋肉がリラックスして、正常な可動を復元しました”といった感じでしょう。

これらのイメージ画像の内容を更に、別の表現でシンプルにまとめた感じにすると、このようなイメージになります。

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右側は、正常な関節とそれを取り囲む軟組織(筋肉、靭帯、腱など)で、“正常な可動があれば、関節の周りの軟組織がその関節をきちんと補強できます。”といった説明が下に書かれています。

一方、左側は、交通事故やスポーツなどで起きた捻挫が良い例ですが、“傷の組織により、可動に問題あり。”といった例を表しています。

当然、治療は、この傷の組織を正常化させることから始まります。

さて、傷の組織とは、どんなものの事でしょうか?

筋肉、靭帯、腱などは、軟組織であり、これらをもっとミクロな世界で分析すると、このような組織は、伸びたり縮んだりする事ができるわけですから、こんな繊維の様なイメージになります。

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しかし、捻挫の様なケガをすると、その繊維は分断され、最終的にその分断が結合したとしても、これらの組織は、こんな感じになってしまいます。これが傷の組織であり、やけどの跡のケロイドなども、傷の組織の一例です。

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このような、傷の組織は伸び縮みの性質が大きく失われているので、新たなケガを誘発させ易い上に、普通異常の運動をすると、直ぐに組織の酸欠状態を招き、痛み、けいれんなどの症状を引き起こします。運動をしていない時は、こういった組織は、大体、低温であり、冷えを感じるさせる原因とも言えるでしょう。

こういった組織が存在する箇所は、触診して、正常と比べて硬化しているのが分かります。患者さんも、いつもこの検査の時に、ビックリされる方が多いです。

治療されないで長い時間が経過すると、そういった組織は更に硬化して、正常に戻し難くなってしまいます。

過去に捻挫や何かしらのケガをして、そのままにしている方は、早めに診療を受け、適正な治療を受けることをお勧めします。


Posted by DrFujinaka at 08:56 PM | Comments (0)

September 30, 2008

交通事故3

前回、前々回と交通事故のケースについて書いたので、今日はその補足として、一番典型的なケースである、低速での事故についてもう少し触れてみようと思う。

皆さん、低速の事故は大きなダメージを搭乗者に与えうるでしょうか?

答えは、当然、YES です。

現在の我々の速いペースのライフスタイルにおいては、一般的にスローなことを見落としがちになっているのでしょうか? 即ち、低速で起きた事故でも傷害が起こりうる事を感覚的に見落としがちになっている様に思われます。

ちょっとしたバンパー同士のぶつかり合いは、車自体には大したダメージを残さないかもしれませんが、乗っていた人の体には、大きなダメージが残りうるのです。

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リサーチにおいては、車へのダメージが最小の時こそ、体へのダメージが最大になるという報告も出ています。

時速5マイル以下のスピードで起きた事故でも、体への傷害が起こりうるのです。

低速での衝突は、その多くがラッシュアワーの時間に起こり、運転者の不注意というのが、その理由の殆どだそうです。

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社会的な問題は、こういった事故が多発するということもそうですが、このような低速での事故を被った人の約半数が、事故後何年も症状を引きずるということです。このように症状を引きずる人の殆どが病院には行ったけど、適切な治療は受けていない、もしくは、なんの検査も治療も受けていない人達なのです。前々回のブログにも書きましたが、このような事故で起きた傷害は、画像診断(レントゲン等)には、なにも写らないことが多いのです。

適切なカイロプラクティックの治療を受けることにより、このような事故で受けた影響を短期的も長期的にも軽減させることができます。

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シートベルトは、必ず正しい装着の仕方を普段から心がける様にしてください。また、ヘッド・レストの位置がどこにあるかによっても、傷害の受ける度合いが大きく変わってきます。ヘッド・レストは、頭の直ぐ真後ろにあるのが適切です。

ムチ打ちの後の典型的な症状を以下に記します。

・首、背中、腰の痛み
・顎の痛み
・頭痛やめまい
・イライラや混乱した気持ち
・体の硬直
・肩や腕の痛み
・筋力の低下
・聴覚の異常

痛みや硬直感などの症状が事故の直後ではなく、数日経ってからあわられることもよくありますが、早めに治療を開始すれば、症状を早く抑えて、早期改善につながるので、事故にあった方は、早めに検査・治療を受けられることをお勧めします。

Posted by DrFujinaka at 10:13 PM | Comments (0)

September 29, 2008

交通事故2

今日は、先週末に初めていらした交通事故の患者さんが再診にいらした。

初回の治療後の経過は、大分良いとの事で、治療した翌日から頭痛は消失し、その後再発していないとのことである。

首を動かしたときの硬直感は、まだ残るものの、その程度は減少し、首に違和感を全く感じさせないで動かせる可動の領域もかなり改良したという。

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この患者さんは、一回の治療でこんなに変化があるのには大分驚いたというな感じをされていた。

後は、この交通事故で受けた傷が、たとえ、ほんの少しでも残らないように、あらゆる角度から念入りにチェックして、適切に治療とリハビリを行う予定である。

このような外からは、その傷を見ることができないマイクロ・トラウマは、それを残してしまうと、忘れたころに自覚症状が出てくる可能性が十分あるのである。忘れた頃とは、たいていは数年後かそれ以上で、その頃には、傷ついた軟組織が、既に硬化していて、元通りにするのが、容易でなくなるのだ。そういった組織が存在すると、その組織のみでなく、その組織周辺の関節は、脳とのコミュニケーションも既に不活性な方向性へと向きつつあるので、いろいろと不具合が2次的、3次的に生じやすくなるのである。

Posted by DrFujinaka at 09:43 PM | Comments (0)

September 28, 2008

交通事故

お友達からの紹介ということで、新しくいらした患者さんは、何日か前に後ろからの追突事故にあわれたとのことだった。

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主訴の方は、首の痛みと頭痛である。

事故にあったその日は、特にそういった症状は、まだなかったらしいのだが、その翌日から首の痛みと硬直を感じ始め、また更にその翌日からは、頭痛も加わってきたという。しかも、頭痛に関しては、日に日にその程度が増してきているという。

調べてみると、正常な首の最大可動領域の半分くらいの動きをした所で、首に痛みを感じるようであった。触診して、七つある各頚椎の動きを左右比べてみると、複数の部分で、左右の可動領域が大きく違う部分が認められた。ご本人も、自覚症状とは別に、こんなに、ピン・ポイントで自分の首の関節の動きに減少が見られることを検査で実感され、驚かれている様子であった

この状況は、細かい組織レベルでの軟組織の怪我(Soft Tissue Injury)がおきたのである。
 
交通事故のケースにおいては、事故自体が小さいと思われる事故であっても、衝撃の一瞬に着目すると、瞬間的には、それは大きな衝撃となることが珍しくありません。しかも、場合によっては、全くの心の準備もなしに(防御体制も作らずに)、体にインパクトを与えられるわけですから、目立った外傷等は見当たらなくても、じん帯、筋肉、腱などの、軟組織に、画像診断には写らないくらいの細かい損傷を受ける事がよくあります。そういったものは、マイクロ・トラウマと呼ばれることもあります。
 
例 を挙げれば、グロースリーストアーのプラスティックのビニール袋に、たとえ、一瞬でも、物凄い勢いで伸ばすような力を加えたら、その影響を与える大きさは 大きい小さいに関わらず、伸びて薄くなってしまう部分が、仮に小さい大きさだとしても、できてしまいますよね。まさに、その部分がSoft Tissue Injuryなのです。

治療は、この傷ついた組織の箇所を的確に探して、修復させることです。
そして、元通りにそのエリア全体が、事故の前と同様に機能するまでのリハビリを施します。

Posted by DrFujinaka at 10:14 PM | Comments (0)

September 25, 2008

主婦の腰痛

普段から、ランニングを続け、週末は、サッカーママといった感じの40台半ばの活動的な女性。日頃は健康には比較的問題がないと思っていたようだが、思わぬ突然の腰痛を経験。 数日経っても、症状が引いていくどころか、どんどん悪くなってきているということと、他の患者さんからの紹介もあって、クリニックに訪れることになった。

話を聞いてみると、心当たりがあるのが、ちょっと重たいものを持った翌日から腰痛が発生したとの事である。段々とひどくなってきて、座っているのも辛い、車の運転の後も、ひどくなるとの事だ。今までの腰痛のヒストリーに関しては、過去にあったとしても、マイナーで少し疲れた感じぐらいの程度で、さほど長引いて腰痛を自覚したことは無かったという。患者さんとしては、来月には、マラソンの大会があるようで、その為の練習とその出場に支障を来たしては困るとの事であった。

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調べてみると、まず、腰周辺部の、腰方形筋(ようほうけいきん・骨盤から腰椎にかけて走る筋肉)、大臀筋(だいでんきん・臀部の後ろ大部分をカバーする筋肉)、腰腸肋筋(ようちょうろくきん・腰椎の横を平行に走る筋肉)がカチカチになっていた。また、それらの部分の近隣である、ハムストリング筋(大腿部の後ろの部分の筋肉)、ひらめ筋・腓腹筋(ふくらはぎ)、大腰筋(だいようきん・腰椎と大腿部の付け根を走る筋肉)も、既にかなり影響を受けていている状況だった。

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治療の後は、変化があることを実感するが、最初の1回目、2回目の治療の後は、まだ絶対的に、症状が残っていたので、最初は少し、その回復に焦りを感じている様子であった。一回目の治療に来る前は、どんどん悪い方向に向かっていた訳だから、悪い方向から方向転換して、良い方向に向かせるには、最初は、体の状況もバタつくのある。

しかし、実際には治療を受けての体の反応は順調で、4回の治療でかなり落ち着いた状況になる。5回目の治療後は、痛みは殆ど消失したという。張り詰めていた筋肉も、軟性度を大分取り戻してきている。

治療は、アクティベーターで全身の神経バランスを整え、筋肉テストで経絡エネルギーの滞りのある所をチェックして、経絡治療を交えながらの施術を行った。筋肉テストであんなに弱かった筋肉が、いつの間にか強くなっていることに、本人もとても驚いていた。

今回のケースは、重いものを持った事がきっかけかもしれないが、それは、やはり、多く見積もっても、きっかけまでにしか過ぎなかったと思われる。どういうことかというと、やはり、日ごろのチューン・ナップが殆どされていなかった為、ジワジワと体にサビが溜まってきた感じだったのである。きいてみると、今まで、カイロプラクティックなり、鍼なり、整体なり、そういったような治療は受けたことが無かったそうだ。

どのような所で、治療を受けるべきかという問題はあるが、それよりも、体もたまには、チューン・ナップ、メインテナンスをしなければ、いづれは、不具合が生じてしまうということ覚えておいて欲しい。

Posted by DrFujinaka at 09:02 PM | Comments (0)

September 14, 2008

坐骨神経痛2

前回取り上げた、朝一が一番辛いという坐骨神経痛の患者さん、3回目の治療後は、大分変化が見られ、朝一の症状も軽減してきていたというのだが、どんどん悪くなる一方の症状が少しづつ良い方向に向いて来たのを過信しすぎたのか、4回目の治療のアポイントを仕事で離れられないとのことで、キャンセルしてしまった。

そして、4回目の治療に来たのが、その4日後であった。話を聞いてみると、キャンセルの電話をした時には、まだ、症状が軽減している方向に向かっていると感じていたという。しかし、その後間もなく、症状がまた、初期のころに戻る感じになってきてしまったとのことだ。朝一が、また辛くなり始めてきているそうだ。

ここ数日間は、どのように過ごしていたか尋ねてみると、結構、毎日仕事で夜遅くなっているとのことだ。

再度、調べてみると、前回も取り上げた、

腰方形筋(ようほうけいきん)
腸腰筋(ちょうようきん)
が、前回の時点よりも、硬くなっているのが、明らかであった。
前回のように、これらの筋肉の緊張をほぐす治療を施してから、関節にある神経センサー刺激を入れた。

今回は、自宅で行うための、ホーム・エクササイズも覚えてもらって、朝と晩にやってもらうことにした。

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坐骨神経痛は、しつこいことが多いので、油断は本当に禁物なのである。

Posted by DrFujinaka at 03:19 PM | Comments (0)

September 08, 2008

坐骨神経痛

20台後半の男性、約2週間ほど前から朝起きて、最初の数時間はとてもひどく臀部や足がしびれたり、動けば痛みも出るので、歩くのもかなり困難であるという。また、この起床後の症状の度合いがどんどんひどくなってきているという。しかし、これらの症状は、午後になると軽減し始め、夕方から夜は、症状が無いわけではないが、起床後のようなてんてこ舞いする位のしびれや痛みとは程遠いくらいの状況になるという。

治療に訪れたのは、まだ、朝の早い時間であるが、調べてみると、骨盤付近に位置する以下の筋肉の緊張度合いがかなり強く、横になっている状態で既に、硬直しきっていた。

腰方形筋(ようほうけいきん)
腸腰筋(ちょうようきん)
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梨状筋(りじょうきん)
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これらの軟組織の緊張度合いを整える治療を施してから、複数の関節にソフトな刺激を入れた。これが、実は、カイロプラクティックのアジャストメントで、物理的、構造的に、ずれたものを元に戻すというよりも、関節と脳がコミュニケーションするセンサーの部分に刺激を入れるのである。このセンサーは殆どの関節に存在する。

物理的に第三者の力で関節を構成する骨の位置を動かすのではなく、患者さんの体とコミュニケーションをして、バランスが取れていない部分がありますよと関節に刺激を与えることによって、脳に訴え、患者さん自身のからだが自己治癒を行う為の操作なのである。

2回目の治療の後、まだ、起床時直後の症状は強いものの、その後に、症状が引くまでの時間が短縮された。3回目の治療の後は、起床時直後の症状も軽減されてきたと患者さんから報告があった。次回の治療で、更なる改善を目指すところである。

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August 27, 2008

肋骨(ろっこつ)の痛み

20台前半の女性。特に怪我など、心当たりのある原因はないのだが、4、5ヶ月前から、背中と胸が少しづつ痛みだし、3ヶ月ほど前に、イギリス滞在中に、現地のカイロプラクターに見てもらったという。その際に肋骨に問題があることが分かり、治療を受けたら、一時的に症状は緩和したが、アメリカに戻ってきて、2ヶ月前から毎日ゴルフをしていたところ、ここ何日かは、ゴルフをすると、肋骨付近が背中も胸も痛くてたまらないという。

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早速調べてみると、背中側は、背骨の左側、胸椎の5番、6番、7番、そしてそれに対応する肋骨の付近に圧痛点が存在していた。これは、背骨の胸椎と肋骨をつなぐ関節(肋横突関節・ろくおうとつかんせつ)に不具合が生じてしまっているのだ。具体的には、肋骨が背骨に対して、上向き且つ内側に食い込んだ様な具合で引っかかった状態になっているのだ。その付近の筋肉等の軟組織も硬化してきていた。

肋骨は、体の前面、胸の正中線上にある胸骨と背骨の2箇所でつながれているので、背骨側に問題が生じていれば、その反対側の胸部側にもいづれは、不具合が生じてくることが多い。

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前面側である、胸椎と肋骨のつなぎ目(胸肋関節・きょうろくかんせつ)を調べてみると、背部に問題のあった5番、6番、7番以外にもさらに複数の胸肋関節の不具合が見つかった。まさに、左半分の胸部、肋骨の大部分にねじれが生じた様な状態であった。

治療は、手技による矯正を行った。調整後は、背部の圧痛点は、ほぼ消失した。胸部の付近は、圧痛部位がまだ半分程度残るものの、背部の方がより痛かったので、初回である今日の治療としては、これで十分な進捗とした。

毎日ゴルフをしているというのも、かなり肉体には刺激的かもしれないので、とりあえず、次回のフォロー・アップの診療までは、ゴルフをストップしてもらうことにした。次回の治療の予定は、来週あたりである。

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August 15, 2008

歩行困難

70台半ばの男性。主訴は、足のふくらはぎ周辺の痛み。

過去何年も毎日1時間半、健康の為にウオーキングをしていたのだが、ここ3ヶ月位は、歩き始めて3分位経つと、片足がとんでもなく痛くなって歩けなくなるという。しかし、何分か休めば痛みは引いて、また歩けるようになるのだが、また3分程歩くと同じように痛くなり、また休めば歩けるようになるという状況の繰り返しらしい。まさに、間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状である。これは、おもに、脊椎狭窄(せきついきょうさく)などの神経性の問題が原因となっているものもあれば、動脈硬化などの、血流障害などによるものとがある。

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この患者さんは、既に、腰椎に脊椎狭窄という診断がMRIで出ているのであるが、姿勢の変化よる症状の有無はない。痛みの出る側の足を触診してみると軟組織の部分にかなりの硬化が見られた。患者さんに尋ねずして、痛みの出る場所を触診で捉えたら、患者さんは、「そこやわ、そこやわ、触ってわかるんかい?」と、少し興奮気味に話されていた。以前に、スペシャリスト呼ばれるドクターの所に行った時には、腰を手術することだけが選択肢のようにいわれたらしい。また、その他のこの患者さんの問診から得た情報を総合すると、脊椎狭窄はあるものの、足の痛みは血流障害によるものがメインだと思われた。

こういったケースは、血管が既にかなり詰まっていた場合、西洋医学的処置が必要な時があるかもしれないが、代替医療の様な保存療法だけで、完治することも多々ある。毎回の治療で、痛くなるまでの時間なり、痛みが出るまでの歩く距離が伸びれば、治癒する方向に向かっているといえるであろう。

治療法は、患部の軟組織の治療をまずはメインに行い、身体全体における神経伝達の正常化を目指して、カイロプラクティックの矯正を施した。

この患者さんはとても心配性だと漏らしていたので、身体プラス、心体の調整も必要であろう。感情のもやもやは、結果として、身体の方に影響が出るのである。

Posted by DrFujinaka at 10:23 PM | Comments (0)

August 11, 2008

かかとの痛みと中敷

50台半ばの男性の患者さん、数ヶ月前から、歩くと両足共に、かかとが直ぐに痛くなるという。検査してみると、ひらめ筋、長趾屈筋と中心として、膝から下の足の内側の筋肉に圧痛点がかなり存在した。また、中足骨付近の関節の可動が減少している様であった。また、コンピューターを使った、歩行検査では、歩く際に、足の一部に偏って重みが掛かっていることが判明した。

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患者さんいわく、今は辞めてもう数年になるが、30年もテニスをずっと続けてきたという。また、最近は、体重も増加してしまって全然減らないとのことだ。歩いて、体を動かしたいのだが、かかとが痛くなるから困っているという。実際にその患者さんの体型はどうかといわれれば、肥満の部類に入ってしまうだろう。ご本人は「やせなきゃ痛みも取れないんだろうな、でも中々やせられないんだ。」ともらしていた。

治療は、硬くなった足の筋肉を伸縮がし易くできるように調整。可動の減少している足の関節にカイロプラクティクの矯正を施した。また、歩行検査のデータを用いて、患者さんの歩行時における弱点を補強するカスタムメイドの中敷を処方した。

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処方した中敷ができるまでに、2週間ほどあったのだが、中敷が来るまでの何回かの治療で、かかとの痛みはかなり軽減したことが認められたが、完全に痛みが取れたわけではなかった。治療開始前は、歩けば直ぐに痛みは出たが、治療後は、全く出ない時もあったが、痛みの強さは弱くともまだ症状が出たりすることもあり、まだ、完全にはすっきりしなかったのであった。やはり、体重による要因も少なからずとも症状に寄与しているかの感じであった。

しかし、中敷を使用し始めて二日目から、その後一週間以上が経過しているのだが、全く、足の痛みは無くなったそうである。中敷による、土踏まずのサポートと、中足骨への加重を分散させるパッド、そして、かかとの下の部分に特別なクッションを入れる細工を施したのが、功を奏したようであった。ドラマティックな中敷の効能に、この患者さんは更に喜ばれ、この中敷をもう一足注文した。

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August 09, 2008

産後の治療

丁度1ヶ月前に、初めての出産を経験なさった患者さんが来院した。

出産の一週間前まで治療を受けていた甲斐もあってか、出産直前まで特に腰痛などもなかったそうだ。出産時も無痛分娩だったので痛みもなく終えることができたそうだ。

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出産後も、特に腰が痛いなどの、主だった骨盤周りの自覚症状は無かったとのことだったが、骨盤の歪み等を検査をして欲しいとの要望があったので、チェックしてみると、片側の股関節付近の軟組織に硬化している部分が見られ、圧痛点が複数存在していた。また、片側の仙腸関節に、可動領域の減少がみられた。

出産の一週間前には、これらの状況は無かったはずであるから、この状況は、出産時、もしくはそれ以降にに起こったのではないかと思われる。ちなみに、反対側の股関節付近には、そのような軟組織の硬化や圧痛点は見られなかった。

患者さんに、何か思い当たる事はないか聞いてみると、出産時にとっても体格の良い看護婦さんに、圧痛点のある側の股関節を思いっきり広げら、自分でもビックリするくらい、足を上に持ち上げられ、引っ張られていたとのことだ。しかし、無痛分娩の麻酔をしていた事もあってか、特にその時は、痛みを感じなかったそうだ。ちなみに、問題のない方の脚は、患者さんの旦那さんが広げて支えてくれたとのことだ。今思えば、旦那さんの方は、大分、お手柔らかに脚を持ち上げいてくれたそうに思えるそうだ。

一般的に出産時において、骨盤の辺りの歪みが一番頻繁に起こる箇所は、恥骨結合であるが、今回のケースは、その部分は、殆ど問題にならなかったようである。

その代りに、理由はともあれ、股関節付近に問題が生じたようである。股関節の可動が制限されると、仙腸関節の可動が制限されるのは、よくあるシナリオである。それを放っておくと、腰痛に発展する可能性が大いにある。

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ということで、今回は、この股関節付近の治療を中心に行った。もともと、メインテナンスが良くできているので、この患者さんは、さほど時間も掛からずに良くなることであろう。

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August 07, 2008

足の長さが違うという事

よく患者さんから聞かれるトピックで、「私、足の長さが左右違うんです。」というのがあります。

さて、実際に、足の長さが違うとはどういうことなんでしょうか?

#1 足の骨の長さが実際に違うこと。

#2 体がストレスを受けて筋肉等軟組織が左右アンバランスになり、その結果として、 骨盤等が前方、後方等に変位し、機能的に脚の長さが短くなること。

#1は、体のパーツ自体が左右非対称ということだが、リサーチでは、差の大小にかかわらず、約90%の人そうであるそうであり、その平均は、約5.2ミリ程だそうだ。また、20ミリを超えなければ、体は、その差に、適応でできるといわれている。差が大きい人の、主な原因は、骨折、疾病である。

#2は、腰方形筋(quadratus lumborum muscle)、脊柱起立筋(erector spinae)などの、骨盤(腸骨)の上部にある筋肉が硬く収縮したり
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恥骨結合(Pubic symphsis)の回転により、その反対に腸骨(ilium)が前方もしくは、後方に変位したり、仙骨自体が前方、後方に変位するためである。

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#1の治療には、Shoe lift と呼ばれる、かかとの積み上げを中敷のように、インソールとして入れたりします。#2の治療は、カイロプラクティックの矯正により、関節などに刺激を入れたり、硬直した筋肉を緩めたりする治療が有効です。

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July 28, 2008

過去の傷2

先日このブログで紹介した、ナギナタをやってらっしゃる女性。この週末に、ナギナタのトーナメントに出場した所、大勝といった成績とはいかなくとも、初心者である患者さんが、有段者相手に、そこそこの対戦をすることができたとのことで大変喜ばれていた。

というのも、痛みを訴える以前から動きの悪かった膝が、この大会では痛みも無く、ご自分自身が頭で思う通りに膝が快調に動き、相手からの攻撃を巧みにかわすことができたとの事である。

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試合には、負けてしまったのであるが、自分のナギナタの実力と体の動きが向上したことには間違いないことを感じられたとのことで、今日は、本当に清々しいお顔なさってをクリニックに訪れた。

患者さん自身が痛みを訴えている箇所以外にも、関連している部分をキチンと治療した成果は大きかったといえるであろう。また、そういった治療方針をキチンと理解して、私の治療を受けて下さった患者さんに、私は感謝したい。

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July 21, 2008

足のかかとの痛み

50台半ばの患者さん、歩くと両足のかかとが痛みだすという。痛い時は、動かず立っているだけでも痛いとの事。肥満体型で足腰に負担が掛かっているのではと、患者さんは心配の模様。

触診で調べてみると、ふくらはぎを含めて、足首の上に位置する筋肉は、圧痛点だらけであった。更に他の部分も触診してみると、膝より上の部分である、大腿部(ハムストリング筋、内転勤)にも、かなりの硬直が見られる。本人が痛いと言うかかとには圧痛点は殆ど見られなかったが、中足骨付近は、硬くなってきているのが認められた。

また、歩行検査をしてみると、片方の足は、しっかりとかかとが着地せずにぶれる傾向があることが見受けられた。また、足の中部に属する、中足骨への体重の掛かり方が偏っていた。

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患者さんの希望もあって、この歩行の弱点を補強する中敷を処方することにした。工夫のポイントは、かかと着地時のぶれの軽減と、中足骨へ掛かる体重を分散させる細工を施すことだ。この類の細工は、そこそこ良くあるケースなので、過去に何度もそういった中敷を作り、成功を収めている。

後は、硬直が見られる各筋肉と可動の制限が見られる各関節を調整した。この作業は、後、何回かは必要である。

処方した中敷を早く患者さんに使用してもらいたい。

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July 19, 2008

少年の膝の痛み

患者さんから電話があった。「うちの息子のKが昨日から足が痛くて困っているんです。」

膝を伸ばしていると、痛くて曲げられなくなるし、膝を深く曲げていると、今度は痛くて伸ばせなくなるというのが状況とのことだが、実際に痛い部分がはっきりとどこであるかなど、詳しい事は、本人で無いのでわからない様子。当の本人は、その時、テニスのスクールに参加中。

特に、ハッキリとした怪我はしてないらしいのだが、3日前から毎日連続で、一日3時間のテニスの集中コースに参加しているとのことだ。

少年の年齢やらシナリオからすると、“オスグッド・シュラッター病”の可能性が高いと感じた。この疾患は、スポーツをしている、10歳代の成長期の子供に多くみられ、膝のお皿の下の部分が痛くなる。

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K君のお母さんに、この疾患のについての、情報を差し上げて、K君がテニスから戻ったら、本人の症状と似ているかどうかを確認するようにお願いし、後で連絡をもらう事にした。

数時間後、K君のお母さんから、電話があり、K君の症状は、この“オスグッド・シュラッター病”の症状にほぼ一致するとの事だった。

緊急で直ぐ来て貰って、治療を施した。

この疾患は、足の大腿部の筋肉(大腿四頭筋)の使いすぎでなることが多い。検査をしてみて、左右の大腿部の筋肉を比べると、問題のある方のそれは、異常に硬かった。

膝下の炎症を抑える治療と大腿四頭筋を緩める治療を施して、暫く、スポーツを控えることをすすめた。K君のフォーローアップの状況をまた後日伝えたいと思う。

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July 16, 2008

靴の中敷

今日の患者さんは5歳のとってもかわいい少年。ご両親と一緒に、靴の中敷について相談にいらしたのだ。ご両親によると、足の内側(土踏まず)の付近に重心が掛かり過ぎているような歩き方をしていると言われたので、約1年半ほど前から、中敷を使用しているとのことであった。今回は、現在5歳の彼の成長に伴って、靴のサイズが変わってきたため、中敷を新規で作りたいというのがご要望であった。

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彼の今までの成長のヒストリーを詳しく問診した後に、感覚神経や筋力テスト、触診をしながら、首、背中、腰、骨盤、股関節、膝、足首、足と調べてみた。

検査の結果は、左右非対称な筋肉のトーンが、腰、下肢(脚部)において認められた。殆ど全て右側の方が硬くなっていたのだ。また、足の土踏まずの高さも非対称であった。

身体検査の後は、実際の歩行の検査を試みた。この検査を行うと、歩いているときの重心が、足の内側に多く掛かっているのか、外側に多く掛かっているのか、また、足の各部分の着地のタイミングが適切な状況であるがどうかなどを検査することができ、よりその人の弱点を補強する中敷をつくることができる。

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仮に、足の内側に重心が掛かりすぎていれば、膝にも内側に重心がかかり、脚が内側に回転するような方向からも負荷が掛かる。また、X脚のような脚の形を誘発する可能性もある。これらの状況は、生態構造力学における連鎖反応で、当然、股関節、腰、背中にも負担がかかり、慢性の腰痛等を起こす可能性が高でてくる。

歩行検査の結果は、やはり、足の内側への加重が強すぎるようであった。足の各部分の着地タイミングも、理想的なものから、大分かけ離れたデータが検出された。

新しい中敷で、この少年の歩行時における、身体的なストレスを少しでも軽減させてあげたい。


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July 14, 2008

捻挫の治療

先月半ばに、自宅の階段でとても酷い足首の捻挫をしてしまった患者さん。

捻挫直後は、ひどい腫れと痛みで、ご本人は、骨折したかもしれないと思うくらいの症状があった。しかし治療の甲斐あって、毎回のOFFICE VISITの度に、治癒の進捗を確認することができ、先月末までには、腫れと痛みが著しく減少していた。

しかし、6月末から、親類の家に泊りがけでお手伝いに行った所、その後、間もなくして、足首の症状が、悪化し始めたとのことだ。ただ、ご本人いわく、初めは調子が良かったので、足首のサポート器具もつけずに、どんどん普段どおりに歩き回っていたらしい。トータルで10日間の滞在中に、治療が全くできなかったせいもあるのだろうが、残念ながら、この10日間で、治癒の進捗が後退してしまったのだ。

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足首を、再検査してみると、6月末時点では、殆ど引いていた腫れが、また、戻ってきていた。

腫れが戻ってきたのは、完治する前に患部を使いすぎて、再度、炎症を起こしたせいであろう。

腫れが滞っていると、血液、リンパ液、組織液等の循環が悪くなり、益々、治癒を遅らせるので、再度、腫れを沈下させる治療から開始した。また、サポートとして、植物から抽出して生成した消化酵素のサプリを再度、摂って貰うことにした。

腫れが殆ど無くなってきたら、今度は、捻挫で傷ついた組織の再生を促進させる治療に、再度専念する。そして、最終的には、リハビリを行う予定である。このリハビリとは、単に、再生した組織や新しい組織を強化させるためでなく、脳と患部を再度、連結させることが目的である。

Posted by DrFujinaka at 11:38 PM | Comments (0)

July 12, 2008

好転反応

今日の患者さん。先月、治療に初めていらした方だが、代替医療を受けるのも、初めてとの事。

主訴は、腰痛が酷くて、夜も眠れない、また、慢性の首、肩こりも大分あるとの事だが、こちらは、本人いわく、もう慣れてしまっているとの事。

調べてみると、背骨と並行して走る背中、腰の筋肉の左側が、かなり硬直してしまっている。右側と比べてみると、かなり隆起したような状態。触診するために、ほんの少し軽く患部に触れて見るだけでも、本人は、声を上げるくらいの酷い状況だった。

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初回の治療は、筋肉内に溜まった老廃物の解毒をメインに始めた。患者さんに、いつもよりに更にたくさん水を飲んでもらうようお願いし、排泄のプロセスを促進させる様、お願いした。この時に、水を十分飲まないと、好転反応が強く出ることがある。

好転反応とは、慢性症状のある人が、治療などの刺激を身体に受けた後に、体が反応して、一部、不快な症状が出たりする反応の事。

悪い方向に向かいつつあるものが、良い方向に行くために方向転換するときには、この様に好転反応は比較的起こるものである。これは、あくまでも、治癒する過程あり、悪化しているのではない。

Posted by DrFujinaka at 10:42 PM | Comments (0)

July 10, 2008

硫黄アレルギー

今日の患者さん、この連休中にイエローストーン国立公園に行って来たとのこと。
Geyser(間欠泉)の前に行ったら、急に、鼻がムズムズして鼻水が出たり、目がかゆくなってきたという。間欠泉以外の場所では、問題なかったらしい。

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この方、いつも春先になると、毎年同じ時期に同様の症状が暫く続くとの事であったが、昨年後半から、今年の2月くらいに掛けて、当クリニックでのアレルギー治療に専念し、それが功を奏して、今年の春先は殆ど症状が無かったという。だから、今回はスットンで戻ってきたのだ。

また、他に困っていた症状の一つとして、ここ過去3~4年は、スピーチをすると、異常に喉にタンが絡んで困るというのがあったが、それもかなり良くなったという。

最初に、基本の栄養素項目の治療をした後に、幾つかの環境物質の治療をして、最後にGRASS(芝生・草)の治療をしたのが、2月の前半だった。

その後は、ずっと調子が良かったので、本人の治療をお休みしていたが、その代わりに12歳になる娘さんの治療で、クリニックに度々訪れていた。

今回の旅行で、彼は、彼自身が硫黄アレルギーではなかろうかと思ったのだ。

実際に、今日の検査では、彼が硫黄に対して過敏である結果がでた。また、今日は、幾つか他の項目も検査して、他にも過敏な項目も幾つか割り出した。

このケースの続きは、また、お知らせしたいと思う。

Posted by DrFujinaka at 10:43 PM | Comments (0)

July 08, 2008

過去の傷

今日の患者さん。50台半ばのエネルギッシュな女性、主訴は、右ひざの痛みである。

スポーツで無理なフォームをした時に、特に症状が出るということだ。最近、特にやっているスポーツはナギナタとのことだが、昔からスポーツは、色々と続けておられるようだ。

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調べてみると、右ひざの外側に圧痛点(圧した時に痛みを感じる点)が多々認められる。外側副側靭帯(がいそくふくそくじんたい)や腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)の辺りである。ご本人も、「そこです。そこです。」と、主訴の箇所と圧痛点が重なっていることを認識した反応を示された。

更に、右ひざ以外に、右の足首を調べてみると、かなりの回数の捻挫を繰り返したかと思わせるくらいの状態が触診から感じられた。捻挫を過去に何度かしたことは、ご本人も承知しているが、それに関して特別、治療らしきことは殆どしてなかったという。実際の所、右足首の圧痛は、主訴である右ひざよりも酷いので、そのことにご本人は驚いていた。また、腰と臀部の筋肉がかなり硬直しているのが認められた。

さて治療方針だが、ひざよりも、足首と腰、臀部の治療を先に重点を置く必要があると思われる。特に、足首の靭帯の部分は、少し時間がかかるであろう。傷ついた組織がかなり硬化している様だ。靭帯は、筋肉と比べて、直接の血液の供給がないので、筋肉よりも、正常に戻るのに時間が掛かる。しかし、足首の辺りを安定させないと、かばった体勢、姿勢をとりやすくなり、他の部位に異常な負担をかけ易くなる上に、こけたりもし易くなる。今回のケースは、過去の傷が他の部位に少しづつ影響を及ぼしてしまった結果であろう。

この様に、主訴の部位の問題を取り除くには、それに関連する部位をメインに治療を行うべき時もある。痛みの箇所だけではなくて、体全体のバランスをとることを考えなくてはならないのだ。

Posted by DrFujinaka at 11:01 PM | Comments (0)

July 07, 2008

今日の患者さん

40台半ばの男性、ここ一週間位の間で、特に右側に腰痛を感じ始めたとの事。

調べてみると、背中、腰、臀部、大腿部の裏側、ふくらはぎの全てに、筋肉の過度な硬直が認められる。左右共に絶対的に硬いのであるが、右と左を比べると、右側はとてつもなく硬い。腰と骨盤をまたいでいる筋肉は、ほとんど痙攣状態であった。この状態では、本人が異常を感じないわけが無い。

また、これらの軟組織(筋肉等)の緊張のためだろう、仙腸関節の右側の可動が極度に減少していた。これらの軟組織の繊維の中には、かなりの老廃物が溜まっていることであろう。

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今日の治療は、その老廃物の排泄促進作業から行った。そして、伸縮の範囲に制限のある筋肉が元通りに動作できるように、筋肉にも治療を施した。可動制限のあった、仙腸関節とその付近の部位にも刺激を入れて、今日の治療を終えた。

治療の後、私は、冷房を強めたいと感じるぐらいに体が暑くなったが、クリニックを出る患者さんの後姿は、清々しく見えた。

実はこの患者さん、この三連休は、ロサンゼルス迄車で出かけていたとの事だ。しかも運転は、ご本人が全部したという。やはり、そうだったのだ。

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July 03, 2008

妊婦と赤ちゃん

今日の患者さん、一週間後に出産の予定とのこと。

主訴は下半身の痛み・だるさと腰痛。

毎日、大体、夕方位から、下半身がとても辛くなり、家事もできなるくらいの程度まで酷くなるとのこと。また、車から降りる時に、腰に痛みが走るとのことであった。

腰周りから、下半身において、かなりの筋肉の緊張が認められる部分が数々とあった。
数ヶ月前に治療を始め、何回かの治療後、下半身の辛さも、腰の痛みも、ほとんど消えた。

患者さんいわく、治療の後は、20分くらいお腹の赤ちゃんが活発になるとのこと。
「お母さんがリラックスすると、赤ちゃんはそれがわかるみたい。」と、その患者さんは言っていた。
この赤ちゃんが生まれて、一歳位に大きくなったら、会ってみたい気がする。多分、初めて会っても、初対面で無い様な気がするんではないかと思う。

3週間程前にいらした別の患者さんの事であるが、その日は、一歳とちょっとになる娘さんを連れて来ていた。まるで、いつもお母さんと一緒に来ていて、私の事を良く知っているかの様にフレンドリーだったので凄く驚いた。この患者さんも、実は、昨年、出産前の数ヶ月前に、何度か治療にいらしていたのだ。もしかしたら、治療中に、私と患者さんの会話をずっと聞いていたのであろう。

Posted by DrFujinaka at 08:44 PM | Comments (0)