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October 15, 2011

Functional Medicine (機能性医学)は、通常の医療と何が違うのか?

Functional Medicineは、患者さんの訴える問題 (主訴・症状) の源泉(根本の問題)が何であるかを追及し、できる限り根本に近いレベルで問題を正すことを目標としています。体に許容範囲以上のストレスが掛かり続けると、人の体内の基本的な生理学的反応の仕組みが滞ったり、損なわれたりします。その滞った生理学的仕組みを正常化させ、ストレスをできる限り軽減させることがFunctional Medicineの治療の考え方・目標なのです。ここで言うストレスとは、精神的なものもあれば、肉体的なもの、また栄養学的・生化学的なものとして存在し、我々の健康を脅かすかもしれない源泉として考えられています。ある一つの体の生理学的仕組みが中期、長期に滞れば、それが更に体の他の仕組みにも悪影響を及ぼして、その結果として症状が発生します。そんな場合、その症状だけを見て処方された薬を飲んでも、根本的な解決にはならないことが殆どなのです。(仮に症状は一時的に緩和しても。慢性の疾患においては、症状≠根本の問題であることが殆どだからです。)

Functional Medicineとは、症状や病理名に的を絞った医療ではなく、患者の体全体の仕組みの健康(機能を正常化させる)を主眼に置いたケアーなのです。

「健康」という言葉に対しての定義は、従来の西洋医学的な考え方では、病理が無ければ、健康と言う感じに解釈されることが殆どです。この考え方では、身体の調子・具合が良くなくて明らかに自分が健康から逸脱していると感じていても、血液検査やMRIなどの検査で、何も見つからなければ、ドクターからは、病理がないと判断されてしまうことが殆どです。即ち、具合が悪くても、「問題ありませんよ。」と言われてしまうのです。
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Functional Medicineで意味する「健康」の定義は、病理がない上に適切なレベルの活力があり、快適な胃腸の機能を始めとして、その他の身体の部分も問題無く機能していることを意味します。

Functional Medicineでは、患者さんの状態を評価する為に、まずは、患者さんの話を良く聞くことから始めます。勿論、患者さんの話をただ聞くのでは無く、患者さんの体の状況を探るための質問をどんどん投げかけ、それに対する患者さんの話を良く聞くのです。仮に同じ様な症状の人、AさんとBさんがいても、原因(根本の問題)は異なっているという場合が、特に慢性疾患では良くある事なのです。それ故に、患者さんと深い対話(問診)なくして、上辺だけで症状だけを捉えて問題を解消しようというアプローチは、どんな効果が期待できるか想像がつくでと思います。Functional Medicineでは、症状名 → それに対応する薬(症状が同じなら、万人に同じ薬)、といった進め方には、ならないのです。
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Functional Medicineでは、問診、検査、LABテスト(血液検査、ホルモン検査、検便等)を行い、各患者さんに対しての、テイラーメイドの治療(プログラム)を提供します。

体内の生理学的システムを正常化するのに評価する項目としては、具体的には、次の様な項目が挙げられます。

・体内で発生する毒素の解毒・排泄能力
・ホルモンや神経伝達物質の生成・制御機能
・免疫系統の機能
・炎症反応の有無
・栄養素の消化・吸収能力
・筋骨格のバランスや統一性
・心理的・精神的な面での恒常性
・毎日の活力の度合い

以上の項目は、身体の全ての細胞・器官に関与する事柄で、これらのバランスが崩れるたり、不具合が生じると、その結果として、症状が生じ、最終的にどこかの時点で、病理名(診断名)をもらう事になるのです。

次回は、何故、血液検査などで問題ないと言われるのに、慢性の症状に悩む人が多々存在することについてお話します。

Posted by DrFujinaka at October 15, 2011 04:56 PM

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