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October 23, 2011
血液検査で問題ないと言われるのに、何故、慢性の症状に悩む人が多々存在するのだろうか?(その1)
Functional Blood Chemistry Analysis(機能性血液分析)の有用性
多くの疾患は早期発見で効果的に対処したり、予防する事ができます。私はFunctional Blood Chemistry Analysis(機能性血液分析)の素晴らしさにとても魅了されています。なぜなら、Functional Blood Chemistry Analysisを用いながら、患者さんの状況を評価すれば、まだ西洋医学での評価では病名が付けらないレベルの段階、即ち未病の状況だとしても、いづれは重大な疾患になりえるかもしれない初期の段階の身体の生理学的機能・代謝機能の異常を見つけ出すことができるからです。そして、初期の段階の身体の異常ならば、特別な栄養療法や生活習慣の改めなど行う事によって、未病が更に進んで、発病することを防ぐことが十分できる可能性が高いのです。
健康を徐々に脅かしていくかもしれない隠れた問題を見つけだし、早期に対処することが重要
アメリカのヘルスケアーの質というものは、この十数年で劇的といえる位に下降しました。保険会社主体に行われているマネージド・ケアー・システムや HMO システムは、健康よりも金銭の方を優先させています。特に最近の殆どの医療というのは、あくまでも、病理の症状のマネージメントであり、早期発見や予防と言った概念に基づいていません。自分の身の回りの医療の質が下降したかどうかを垣間見るには、毎年の健康診断として行う血液検査をどんな感じでやってくれるかをみれば、これ程にも判り易い例はありません。要は、どれだけComprehensiveに(広範囲で)にやってくれるかをチェックすれば良いのです。十数年前の平均的な毎年の健康診断の血液検査は、CHEM-24(24種類のテスト)と呼ばれる広範囲なもので、それになおかつ、完全血球測定(Complete Blood Count)に顕微鏡検査をつけたもの、そして何種類かの甲状腺のテストとコレステロールなどの脂質パネル(Lipid Panel)です。今日の検査では、CHEM-7(7種類のテスト)と脂質パネル、そして、もしかしたら、甲状腺のテストが1つといった具合です。これでは、早期発見をしようにも、全くと言っていいほど情報が十分ではありません。保険会社が了承するテストしか医療提供側の方もオーダーしない、もしくは、できないシステム、これがまさに、保険会社主体のヘルスケアー・システムで、健康よりも金銭の方を優先させているということなのです。
(次回に続く)
Posted by DrFujinaka at October 23, 2011 09:06 PM
