November 25, 2008
ギックリ腰
五十台後半の男性。主訴は、腰から臀部に掛けての痛みと足のしびれ。

大きなくしゃみの直後に、腰痛が急に発生したという。まさに、ギックリ腰と呼ぶべきのシナリオである。最初にその症状が出始めてから、既に3週間程経っていたのだが、一時期は、症状も静まる方向に向かい、大分直りかけていたと思っていたのだが、少し張り切って、ウオーキングをした所、また再発し、この一週間位でどんどん悪くなってしまったとのことであった。何日か仕事も休んで安静にしていたのだが、回復する方向に向かわず、余り拉致があかなかったので、当院に来る事を決意したそうである。
初診日は、歩くのもやっとのことさの中腰状態、また、治療台に乗り降りするのも一苦労な状況から始まった。家では、夜、寝れる体制が見つから無いくらいの大変な状況であったそうだ。
正直、状況は、急性の様に辛そうであるが、既に、患部の状況は慢性化の状態に入っていた。痛みの集中する側の腰の筋肉は、硬直が激しく、まるで隆起しているような状態であり、かなり血行が悪くなっていると思われた。いわゆる、マッスル・スパズム(Muscle Spasm)を起こしている状態であった。外部からの刺激にかなり敏感なので、まずは、スチーム・パックで患部付近を軽く温め、抹消血管を拡張させた。その後は、手技による筋肉活性化治療と、アクティベーターによる、神経機能の調整を行った。
幸いに、治癒も着々と進捗をみせ、2回目の治療後は、夜も痛みで眠れない状況から脱出できたとのことであった。そういったこともあってか、後は、自然治癒のみで直すように頑張ってみたいというリクエストが患者さんからあり、その次の予約を入れなかった。私自身の見解としては、まだ、治療が必要だと思っていたので、土日をはさんで、3日後の月曜日に状況報告の為に、電話を貰えるようにお願いした。
その月曜日に、患者さんから電話があった。直立で歩けるようにもなったのだが、暫く歩くと、まだ、痛みが出てくるので、また治療を受けたいとの事であった。
その患者さんは、本日、再来した。今回は、体の後ろ側に位置する腰の筋肉はもとより、体の前面に位置する腰の筋肉も調整した。また、腰椎(脊椎の腰の部分)にも、特別な調整を行った。治療の内容というもは、治癒の進捗にあわせて、変わっていくので、今日、施した治療は、前回の時点では、できなかったレベルの内容である。患者さんが、最大限の回復を最短で得る為に、必要な治療は、是非、受けて欲しいものである。
今回の治療で、治癒が更にまた前進することを、ほぼ確信している。
Posted by DrFujinaka at November 25, 2008 10:18 PM
