October 01, 2008
交通事故4
交通事故のケースの場合だけとは限らないが、首、背中、腰などの硬直感は、ビジュアルのイメージとしてはどの様なものか紹介してみたいと思う。
何年か前に行ったセミナーで入手した画像で良い物があったので、それをお見せします。もちろん、この画像の使用はそのセミナーの先生から、私が使用許可を得ています。
まず、こちらのイメージ画像は、後ろから見た背骨のイメージですが、ある3つの脊椎に注目しています。それぞれ、上下に隣接する脊椎は、関節及びそれをまたぐ筋肉でつながっています。左右が非対称になっているのが分かるでしょうか?このイメージは右側の筋肉が硬直している様子を描いています。この場合は、左側に体を傾けようとすると、硬直感や痛みを感じてしまうでしょう。ちなみに、英語での見出しの説明を、意訳すると、“筋肉のけいれにより可動制限が起きた状態”といった感じになります。
さて、次のイメージ画像ですが、最初の画像と比べると、左右対称になっているのに気づかれると思います。同様に、英語の見出しを訳すると、“カイロプラクティックの治療により、筋肉がリラックスして、正常な可動を復元しました”といった感じでしょう。
これらのイメージ画像の内容を更に、別の表現でシンプルにまとめた感じにすると、このようなイメージになります。
右側は、正常な関節とそれを取り囲む軟組織(筋肉、靭帯、腱など)で、“正常な可動があれば、関節の周りの軟組織がその関節をきちんと補強できます。”といった説明が下に書かれています。
一方、左側は、交通事故やスポーツなどで起きた捻挫が良い例ですが、“傷の組織により、可動に問題あり。”といった例を表しています。
当然、治療は、この傷の組織を正常化させることから始まります。
さて、傷の組織とは、どんなものの事でしょうか?
筋肉、靭帯、腱などは、軟組織であり、これらをもっとミクロな世界で分析すると、このような組織は、伸びたり縮んだりする事ができるわけですから、こんな繊維の様なイメージになります。
![]()
しかし、捻挫の様なケガをすると、その繊維は分断され、最終的にその分断が結合したとしても、これらの組織は、こんな感じになってしまいます。これが傷の組織であり、やけどの跡のケロイドなども、傷の組織の一例です。
このような、傷の組織は伸び縮みの性質が大きく失われているので、新たなケガを誘発させ易い上に、普通異常の運動をすると、直ぐに組織の酸欠状態を招き、痛み、けいれんなどの症状を引き起こします。運動をしていない時は、こういった組織は、大体、低温であり、冷えを感じるさせる原因とも言えるでしょう。
こういった組織が存在する箇所は、触診して、正常と比べて硬化しているのが分かります。患者さんも、いつもこの検査の時に、ビックリされる方が多いです。
治療されないで長い時間が経過すると、そういった組織は更に硬化して、正常に戻し難くなってしまいます。
過去に捻挫や何かしらのケガをして、そのままにしている方は、早めに診療を受け、適正な治療を受けることをお勧めします。
Posted by DrFujinaka at October 1, 2008 08:56 PM
