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September 30, 2008
交通事故3
前回、前々回と交通事故のケースについて書いたので、今日はその補足として、一番典型的なケースである、低速での事故についてもう少し触れてみようと思う。
皆さん、低速の事故は大きなダメージを搭乗者に与えうるでしょうか?
答えは、当然、YES です。
現在の我々の速いペースのライフスタイルにおいては、一般的にスローなことを見落としがちになっているのでしょうか? 即ち、低速で起きた事故でも傷害が起こりうる事を感覚的に見落としがちになっている様に思われます。
ちょっとしたバンパー同士のぶつかり合いは、車自体には大したダメージを残さないかもしれませんが、乗っていた人の体には、大きなダメージが残りうるのです。

リサーチにおいては、車へのダメージが最小の時こそ、体へのダメージが最大になるという報告も出ています。
時速5マイル以下のスピードで起きた事故でも、体への傷害が起こりうるのです。
低速での衝突は、その多くがラッシュアワーの時間に起こり、運転者の不注意というのが、その理由の殆どだそうです。

社会的な問題は、こういった事故が多発するということもそうですが、このような低速での事故を被った人の約半数が、事故後何年も症状を引きずるということです。このように症状を引きずる人の殆どが病院には行ったけど、適切な治療は受けていない、もしくは、なんの検査も治療も受けていない人達なのです。前々回のブログにも書きましたが、このような事故で起きた傷害は、画像診断(レントゲン等)には、なにも写らないことが多いのです。
適切なカイロプラクティックの治療を受けることにより、このような事故で受けた影響を短期的も長期的にも軽減させることができます。

シートベルトは、必ず正しい装着の仕方を普段から心がける様にしてください。また、ヘッド・レストの位置がどこにあるかによっても、傷害の受ける度合いが大きく変わってきます。ヘッド・レストは、頭の直ぐ真後ろにあるのが適切です。
ムチ打ちの後の典型的な症状を以下に記します。
・首、背中、腰の痛み
・顎の痛み
・頭痛やめまい
・イライラや混乱した気持ち
・体の硬直
・肩や腕の痛み
・筋力の低下
・聴覚の異常
痛みや硬直感などの症状が事故の直後ではなく、数日経ってからあわられることもよくありますが、早めに治療を開始すれば、症状を早く抑えて、早期改善につながるので、事故にあった方は、早めに検査・治療を受けられることをお勧めします。
Posted by DrFujinaka at 10:13 PM | Comments (0)
September 29, 2008
交通事故2
今日は、先週末に初めていらした交通事故の患者さんが再診にいらした。
初回の治療後の経過は、大分良いとの事で、治療した翌日から頭痛は消失し、その後再発していないとのことである。
首を動かしたときの硬直感は、まだ残るものの、その程度は減少し、首に違和感を全く感じさせないで動かせる可動の領域もかなり改良したという。

この患者さんは、一回の治療でこんなに変化があるのには大分驚いたというな感じをされていた。
後は、この交通事故で受けた傷が、たとえ、ほんの少しでも残らないように、あらゆる角度から念入りにチェックして、適切に治療とリハビリを行う予定である。
このような外からは、その傷を見ることができないマイクロ・トラウマは、それを残してしまうと、忘れたころに自覚症状が出てくる可能性が十分あるのである。忘れた頃とは、たいていは数年後かそれ以上で、その頃には、傷ついた軟組織が、既に硬化していて、元通りにするのが、容易でなくなるのだ。そういった組織が存在すると、その組織のみでなく、その組織周辺の関節は、脳とのコミュニケーションも既に不活性な方向性へと向きつつあるので、いろいろと不具合が2次的、3次的に生じやすくなるのである。
Posted by DrFujinaka at 09:43 PM | Comments (0)
September 28, 2008
交通事故
お友達からの紹介ということで、新しくいらした患者さんは、何日か前に後ろからの追突事故にあわれたとのことだった。

主訴の方は、首の痛みと頭痛である。
事故にあったその日は、特にそういった症状は、まだなかったらしいのだが、その翌日から首の痛みと硬直を感じ始め、また更にその翌日からは、頭痛も加わってきたという。しかも、頭痛に関しては、日に日にその程度が増してきているという。
調べてみると、正常な首の最大可動領域の半分くらいの動きをした所で、首に痛みを感じるようであった。触診して、七つある各頚椎の動きを左右比べてみると、複数の部分で、左右の可動領域が大きく違う部分が認められた。ご本人も、自覚症状とは別に、こんなに、ピン・ポイントで自分の首の関節の動きに減少が見られることを検査で実感され、驚かれている様子であった
この状況は、細かい組織レベルでの軟組織の怪我(Soft Tissue Injury)がおきたのである。
交通事故のケースにおいては、事故自体が小さいと思われる事故であっても、衝撃の一瞬に着目すると、瞬間的には、それは大きな衝撃となることが珍しくありません。しかも、場合によっては、全くの心の準備もなしに(防御体制も作らずに)、体にインパクトを与えられるわけですから、目立った外傷等は見当たらなくても、じん帯、筋肉、腱などの、軟組織に、画像診断には写らないくらいの細かい損傷を受ける事がよくあります。そういったものは、マイクロ・トラウマと呼ばれることもあります。
例 を挙げれば、グロースリーストアーのプラスティックのビニール袋に、たとえ、一瞬でも、物凄い勢いで伸ばすような力を加えたら、その影響を与える大きさは 大きい小さいに関わらず、伸びて薄くなってしまう部分が、仮に小さい大きさだとしても、できてしまいますよね。まさに、その部分がSoft Tissue Injuryなのです。
治療は、この傷ついた組織の箇所を的確に探して、修復させることです。
そして、元通りにそのエリア全体が、事故の前と同様に機能するまでのリハビリを施します。
Posted by DrFujinaka at 10:14 PM | Comments (0)
September 25, 2008
主婦の腰痛
普段から、ランニングを続け、週末は、サッカーママといった感じの40台半ばの活動的な女性。日頃は健康には比較的問題がないと思っていたようだが、思わぬ突然の腰痛を経験。 数日経っても、症状が引いていくどころか、どんどん悪くなってきているということと、他の患者さんからの紹介もあって、クリニックに訪れることになった。
話を聞いてみると、心当たりがあるのが、ちょっと重たいものを持った翌日から腰痛が発生したとの事である。段々とひどくなってきて、座っているのも辛い、車の運転の後も、ひどくなるとの事だ。今までの腰痛のヒストリーに関しては、過去にあったとしても、マイナーで少し疲れた感じぐらいの程度で、さほど長引いて腰痛を自覚したことは無かったという。患者さんとしては、来月には、マラソンの大会があるようで、その為の練習とその出場に支障を来たしては困るとの事であった。

調べてみると、まず、腰周辺部の、腰方形筋(ようほうけいきん・骨盤から腰椎にかけて走る筋肉)、大臀筋(だいでんきん・臀部の後ろ大部分をカバーする筋肉)、腰腸肋筋(ようちょうろくきん・腰椎の横を平行に走る筋肉)がカチカチになっていた。また、それらの部分の近隣である、ハムストリング筋(大腿部の後ろの部分の筋肉)、ひらめ筋・腓腹筋(ふくらはぎ)、大腰筋(だいようきん・腰椎と大腿部の付け根を走る筋肉)も、既にかなり影響を受けていている状況だった。
治療の後は、変化があることを実感するが、最初の1回目、2回目の治療の後は、まだ絶対的に、症状が残っていたので、最初は少し、その回復に焦りを感じている様子であった。一回目の治療に来る前は、どんどん悪い方向に向かっていた訳だから、悪い方向から方向転換して、良い方向に向かせるには、最初は、体の状況もバタつくのある。
しかし、実際には治療を受けての体の反応は順調で、4回の治療でかなり落ち着いた状況になる。5回目の治療後は、痛みは殆ど消失したという。張り詰めていた筋肉も、軟性度を大分取り戻してきている。
治療は、アクティベーターで全身の神経バランスを整え、筋肉テストで経絡エネルギーの滞りのある所をチェックして、経絡治療を交えながらの施術を行った。筋肉テストであんなに弱かった筋肉が、いつの間にか強くなっていることに、本人もとても驚いていた。
今回のケースは、重いものを持った事がきっかけかもしれないが、それは、やはり、多く見積もっても、きっかけまでにしか過ぎなかったと思われる。どういうことかというと、やはり、日ごろのチューン・ナップが殆どされていなかった為、ジワジワと体にサビが溜まってきた感じだったのである。きいてみると、今まで、カイロプラクティックなり、鍼なり、整体なり、そういったような治療は受けたことが無かったそうだ。
どのような所で、治療を受けるべきかという問題はあるが、それよりも、体もたまには、チューン・ナップ、メインテナンスをしなければ、いづれは、不具合が生じてしまうということ覚えておいて欲しい。
Posted by DrFujinaka at 09:02 PM | Comments (0)
September 21, 2008
セミナー
この週末、土曜、日曜共に、カイロプラクティックのテクニックセミナーに参加してきた。今回の場所は幸いにも近場で、サンノゼ・ダウンタウンのフェアモント・ホテルだった。
カイロプラクティックのテクニックには、とてもたくさんの種類があるのだが、今回の内容は、その中のメジャーなものの一つである、アクティベーター(Activator)というテクニックだ。
関節を鳴らしたりして治療しないことや、その治療効果の高さが要因であろうと思われるが、日本でもここ5,6年前から、アクティベーターの普及が進んでいるようで、この方法のセミナーが開催されているようだ。(アクティベーター・ネットワーク・ジャパン)
この、アクティベーターという治療方法はカイロプラクティックのテクニックの中で、最も、リサーチを元に確立された方法であり、今や日本でも有名なアメリカの健康医学研究者、アンドリュー・ワイル博士のオフィシャルウエブサイトで、唯一、紹介を受けているカイロプラクティックのテクニックである。
このアクティベーターという治療方法は、体の神経系の働きが正常でない箇所を分析して、そういった箇所の背骨や関節部位にアクティベーターという治療器具を用いてソフトな振動のような刺激を与え、神経エネルギーの流れを正常化させることを試みます。この治療法は、関節等を鳴らしたり、ポキポキしたりはしません。

治療に用いるアクティベーターの治療器具
毎年、数々の治療のセミナーに出席しますが、前回のアクティベーターのセミナーに参加してから、しばらく時間が経過していたので、今回は、セミナー始まってから、いきなりテストを受けることになりました。これは、認定ドクターとして受け入れられるかどうかの試験なのです。結果は、落ち着いて試験を受けることができたのもあって、パスすることができました。
カイロプラクティックの治療を受けてみたいが、関節を鳴らされたりすることに恐怖や不安を感じている人は、アクティベーターの治療法を試されてみたらよいでしょう。
Posted by DrFujinaka at 11:09 PM | Comments (0)
September 14, 2008
坐骨神経痛2
前回取り上げた、朝一が一番辛いという坐骨神経痛の患者さん、3回目の治療後は、大分変化が見られ、朝一の症状も軽減してきていたというのだが、どんどん悪くなる一方の症状が少しづつ良い方向に向いて来たのを過信しすぎたのか、4回目の治療のアポイントを仕事で離れられないとのことで、キャンセルしてしまった。
そして、4回目の治療に来たのが、その4日後であった。話を聞いてみると、キャンセルの電話をした時には、まだ、症状が軽減している方向に向かっていると感じていたという。しかし、その後間もなく、症状がまた、初期のころに戻る感じになってきてしまったとのことだ。朝一が、また辛くなり始めてきているそうだ。
ここ数日間は、どのように過ごしていたか尋ねてみると、結構、毎日仕事で夜遅くなっているとのことだ。
再度、調べてみると、前回も取り上げた、
腰方形筋(ようほうけいきん)
腸腰筋(ちょうようきん)
が、前回の時点よりも、硬くなっているのが、明らかであった。
前回のように、これらの筋肉の緊張をほぐす治療を施してから、関節にある神経センサー刺激を入れた。
今回は、自宅で行うための、ホーム・エクササイズも覚えてもらって、朝と晩にやってもらうことにした。
坐骨神経痛は、しつこいことが多いので、油断は本当に禁物なのである。
Posted by DrFujinaka at 03:19 PM | Comments (0)
September 08, 2008
坐骨神経痛
20台後半の男性、約2週間ほど前から朝起きて、最初の数時間はとてもひどく臀部や足がしびれたり、動けば痛みも出るので、歩くのもかなり困難であるという。また、この起床後の症状の度合いがどんどんひどくなってきているという。しかし、これらの症状は、午後になると軽減し始め、夕方から夜は、症状が無いわけではないが、起床後のようなてんてこ舞いする位のしびれや痛みとは程遠いくらいの状況になるという。
治療に訪れたのは、まだ、朝の早い時間であるが、調べてみると、骨盤付近に位置する以下の筋肉の緊張度合いがかなり強く、横になっている状態で既に、硬直しきっていた。
これらの軟組織の緊張度合いを整える治療を施してから、複数の関節にソフトな刺激を入れた。これが、実は、カイロプラクティックのアジャストメントで、物理的、構造的に、ずれたものを元に戻すというよりも、関節と脳がコミュニケーションするセンサーの部分に刺激を入れるのである。このセンサーは殆どの関節に存在する。
物理的に第三者の力で関節を構成する骨の位置を動かすのではなく、患者さんの体とコミュニケーションをして、バランスが取れていない部分がありますよと関節に刺激を与えることによって、脳に訴え、患者さん自身のからだが自己治癒を行う為の操作なのである。
2回目の治療の後、まだ、起床時直後の症状は強いものの、その後に、症状が引くまでの時間が短縮された。3回目の治療の後は、起床時直後の症状も軽減されてきたと患者さんから報告があった。次回の治療で、更なる改善を目指すところである。
Posted by DrFujinaka at 09:05 PM | Comments (0)
September 07, 2008
ワイナリー
大抵、毎週日曜日は、どこかしら癒される場所に行くことを心がけている。
今日も、先週に続いて、素晴らしい天気だったが、いつも行く海辺の気温はさほど高くなかったので、近場でリラックスできる所はないかと検索してみた。
海ではなく、静かで景色が良い所といえば、山や、小高い丘になるのだが、今日は、それこそ、山の尾根にあるワイナリーに午後から訪れた。
3時過ぎに現地に到着したのだが、時間も良かったのか、予想通り余り込んでいない。ワインを2種類程試飲の後に、景色の良い場所に徒歩で移動。有難いことに、椅子と机が木の下にセットされていた。しかも、運良く、誰もいなく、360度がパノラマビューの場所であった。木陰で直射日光も無く、風邪も適度に吹いていて暑くない。しいて言えば、小さな蜂の様な虫がたまに飛んでくるぐらいだが、特に悪さをするわけでない。
パノラマビューを楽しんだ後に、一時間弱、読書をして、その場を去った。
帰り道に、もう一件、別のワイナリーに立ち寄る。そこには、なんと、とてもきれいな孔雀がいた。ワイナリーが閉まる直前だったので、孔雀を良く観察できなかったのだが、とにかく綺麗な孔雀に感動した。来週も、もっとじかんを掛けて孔雀を見に、このワイナリーを訪問することに決定。
Posted by DrFujinaka at 10:32 PM | Comments (0)
