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August 09, 2008
産後の治療
丁度1ヶ月前に、初めての出産を経験なさった患者さんが来院した。
出産の一週間前まで治療を受けていた甲斐もあってか、出産直前まで特に腰痛などもなかったそうだ。出産時も無痛分娩だったので痛みもなく終えることができたそうだ。

出産後も、特に腰が痛いなどの、主だった骨盤周りの自覚症状は無かったとのことだったが、骨盤の歪み等を検査をして欲しいとの要望があったので、チェックしてみると、片側の股関節付近の軟組織に硬化している部分が見られ、圧痛点が複数存在していた。また、片側の仙腸関節に、可動領域の減少がみられた。
出産の一週間前には、これらの状況は無かったはずであるから、この状況は、出産時、もしくはそれ以降にに起こったのではないかと思われる。ちなみに、反対側の股関節付近には、そのような軟組織の硬化や圧痛点は見られなかった。
患者さんに、何か思い当たる事はないか聞いてみると、出産時にとっても体格の良い看護婦さんに、圧痛点のある側の股関節を思いっきり広げら、自分でもビックリするくらい、足を上に持ち上げられ、引っ張られていたとのことだ。しかし、無痛分娩の麻酔をしていた事もあってか、特にその時は、痛みを感じなかったそうだ。ちなみに、問題のない方の脚は、患者さんの旦那さんが広げて支えてくれたとのことだ。今思えば、旦那さんの方は、大分、お手柔らかに脚を持ち上げいてくれたそうに思えるそうだ。
一般的に出産時において、骨盤の辺りの歪みが一番頻繁に起こる箇所は、恥骨結合であるが、今回のケースは、その部分は、殆ど問題にならなかったようである。
その代りに、理由はともあれ、股関節付近に問題が生じたようである。股関節の可動が制限されると、仙腸関節の可動が制限されるのは、よくあるシナリオである。それを放っておくと、腰痛に発展する可能性が大いにある。

ということで、今回は、この股関節付近の治療を中心に行った。もともと、メインテナンスが良くできているので、この患者さんは、さほど時間も掛からずに良くなることであろう。
Posted by DrFujinaka at August 9, 2008 07:37 PM
