August 11, 2008
かかとの痛みと中敷
50台半ばの男性の患者さん、数ヶ月前から、歩くと両足共に、かかとが直ぐに痛くなるという。検査してみると、ひらめ筋、長趾屈筋と中心として、膝から下の足の内側の筋肉に圧痛点がかなり存在した。また、中足骨付近の関節の可動が減少している様であった。また、コンピューターを使った、歩行検査では、歩く際に、足の一部に偏って重みが掛かっていることが判明した。

患者さんいわく、今は辞めてもう数年になるが、30年もテニスをずっと続けてきたという。また、最近は、体重も増加してしまって全然減らないとのことだ。歩いて、体を動かしたいのだが、かかとが痛くなるから困っているという。実際にその患者さんの体型はどうかといわれれば、肥満の部類に入ってしまうだろう。ご本人は「やせなきゃ痛みも取れないんだろうな、でも中々やせられないんだ。」ともらしていた。
治療は、硬くなった足の筋肉を伸縮がし易くできるように調整。可動の減少している足の関節にカイロプラクティクの矯正を施した。また、歩行検査のデータを用いて、患者さんの歩行時における弱点を補強するカスタムメイドの中敷を処方した。

処方した中敷ができるまでに、2週間ほどあったのだが、中敷が来るまでの何回かの治療で、かかとの痛みはかなり軽減したことが認められたが、完全に痛みが取れたわけではなかった。治療開始前は、歩けば直ぐに痛みは出たが、治療後は、全く出ない時もあったが、痛みの強さは弱くともまだ症状が出たりすることもあり、まだ、完全にはすっきりしなかったのであった。やはり、体重による要因も少なからずとも症状に寄与しているかの感じであった。
しかし、中敷を使用し始めて二日目から、その後一週間以上が経過しているのだが、全く、足の痛みは無くなったそうである。中敷による、土踏まずのサポートと、中足骨への加重を分散させるパッド、そして、かかとの下の部分に特別なクッションを入れる細工を施したのが、功を奏したようであった。ドラマティックな中敷の効能に、この患者さんは更に喜ばれ、この中敷をもう一足注文した。

Posted by DrFujinaka at August 11, 2008 10:27 PM
