治療理念 Dr. Ken Fujinaka

 

自分の家族に受けさせたい治療を提供する。

 

対症療法のように単に症状を何かで覆い被せたりするのではなく、 問題への根本からのアプローチを目指します。何気ない普段の生活の中でも、「健康」 に負荷を与える要素が継続的に存在し続けると、症状の有無に関わらず、筋骨格系、 内臓系もしくは感情系において機能不全もしくは機能低下が生じ始めます。更にその機能不全や機能低下が続けば、 身体の恒常性が失われて、自己治癒能力も弱められてしまい、いづれは何らかの疾患と呼ばれるものへと発展していきます。

筋骨格系に対しては傷ついた、もしくは錆付いた部分を磨き上げ、 内臓系に対してはその低下した機能を回復させることを試みます。身体の各部分それぞれが、元のようにきちんと働き始めれば、 再びチームワークを組んで一つの個体として滞りなく機能し始め、本来持つ自己治癒能力も最大限に発揮し始めます。

殆どの慢性疾患の始まりは、身体の恒常性(ホメオスタシス)からの逸脱と考えられています。 身体の恒常性に負荷を与える生活習慣がまず何であるかを認識し、改善を試みれば治療の効果が上がるのみならず、 予防医学といった概念へと?がっていきます。


予防医学の重要性

 

日本の年齢中位値をご存知ですか?

国連がまとめた2004年版世界人口予測を元に、最近、読売新聞が発表した記事からの抜粋です。 「日本は2050年も世界一の長寿国の地位を保ち、社会の高齢化が一段と進むことがわかった。日本はすでに、 総人口のちょうど中間の年齢(中位値)が42.9歳で、1990年代前半にスウェーデンを抜いて以来、世界一の “高齢国”を維持している。2050年には「中位値」がさらに10歳分アップし、「50歳でも世間ではまだ若い方の部類」という時代を迎える。」

このように、遅かれ早かれ、Aging(加齢)が私たち皆の普遍的な身近な興味、話題になっていくことが予想されます。 私の患者さんの一人が、「こんなに長生きできるんだったら、もっときちんと体を手入れしておけばよかったなあ。」 とおっしゃっていました。

 

せっかく長生きしているのにあちこち体が痛かったり、半病人状態では、生活の質 (Quality of Life)が低くなり、せっかくの長生きが苦しみとの戦いの時間になりかねません。

 

皆様も、最近よく、「Anti-Aging(アンチエイジング)」といった言葉をよく目にしたり耳になさっていると思います、 その重要性が社会的にもかなり認知されてきているということでしょう。

年齢の中位値:人口を年齢の順に並べて中央に位置する年齢。

 

体全体が一つの生態系

 

一個人の体はまるで、それで一つの生態系であり、その生態系を構成する各分野として、内臓、 器官等があるわけです。その各々の器官は特有の生理機能(仕事)を担っていますが、 全体の中で単独にその仕事をしているわけでは無く、各々の器官がマトリックス的に繋がっており、 それらの協力で一つの個体である人間が日々生き続けられるわけです。そもそも、我々のような高等生物は一つの受精卵 (一つの細胞)として最初に生を授かり、何度も何度も細胞分裂を繰り返し、増殖し、 成長して最終的に細胞60兆個が集まった人間(個体)に成るわけですから、体の全ての部分が繋がっており、 一つの生態系をなしているというのは、疑う余地のないことです。

 

 

カイロプラクティックとは?

 

カイロプラクティックというと、 腰痛や肩こりの為だけのものと思っている方が割と多いことを認識しておりますが、 実際にはカイロプラクティックは神経系機能の過剰な働き、もしくは過少な働きを調整し、体の各器官 (筋骨格系だけで無く内臓系も含め)が正常に機能できるようにすることを本来の目的としており、 背骨の歪みや骨盤ずれを直すことが本来の主眼ではありません。

背骨が歪んだり骨盤がずれた様に感じるのは、 それらの部分に付随している筋肉の張り具合に問題が生じて硬くなり、その関節の可動領域が低下したり、 ある片側にのみ引っ張られたりする為です。その筋肉の張りを制御しているのも、結局は神経系なのです。勿論、 神経系の異常によって生じた背骨の歪みなどは、更なる神経系機能の異常を亢進して、どんどんと悪循環となり、 痛みや何かしらの症状といったものを発生させてしまいます。それ故に、「歪みやずれが問題の原因」 といった概念が一般的には浸透しているのでしょう。

 

レントゲンの利用

 

レントゲンは利用の仕方によっては、有効なツールであり、現状の結果は写し出すことはできますが、 原因を写し出すことは、前に述べたように怪我による骨折などのような原因と結果が隣接した状況意外では殆ど不可能でしょう。 レントゲンはもし必要だとしても、撮る以前に、十分な問診や検査がその原因の究明のために求められます。

 

 

健康を脅かす因子

 

「健康」にネガティブな影響を及ぼす要因には大きく分けて2種類あります。外的要因 (例として環境汚染、市場における食物の栄養学的質の低下、現代ストレス社会)や内的要因 (全ての体の機能を司る神経系機能の働きの過剰もしくは過少→身体の恒常性からの逸脱→自己治癒能力の低下)です。それらが、健康を害するストレス要素となり「肉体的ストレス (身体構造)」「化学的ストレス(栄養のアンバランスや老廃物の蓄積)」「精神的ストレス」 の3つの形として我々の健康を脅かします。

 

 

消化器系の重要性とホリスティック(全体的)アプローチ

 

口から入ったものがすべて消化、代謝されているとは限らないということををまず認識してください。 バランスの良い食事をしていても、消化器系の健康無くしては、栄養素の吸収や老廃物の分泌が正しく行われません。 体内がガス欠でなお且つ老廃物の山では、神経信号の伝達、ホルモンの生成に重大な悪影響を及ぼし、体の内臓機能不全に陥ったり、 また汚血が体中に回り、体が凝り易い、もしくは疲れ易い、といった症状が当たり前のようになってしまいます。 いわゆる病名の付いた多くの周知された病気は、これらの症状の延長線上にあることが多く、 そういった病気のプロセスが進んでいるかもしれないのに、 それを単なる便秘や肩こりなどと見下してお考えになっている方が多い風潮があることを、これまでの臨床で感じています。 果たして、最終的な病名が付けられるまで其のままにしておく事が皆様にとって、プラスな事なのか? その答えは言うまでもないと思います。

そういったことを踏まえて、当クリニックではホリスティック(全体的) な観点から患者様の診療にあたっております。日常生活上での改善点についてのアドバイスは元より、 栄養学と神経学の具体的応用も組み込んだカイロプラクティック治療を行っております。

 

これからの時代に求められる医療

 

まさに、これから21世紀は予防医学の考えが皆様の健康管理にとって益々重要なものとなっていきます。そして、 これからの医療は、政治的に国民医療費の高騰化の回避といった理由だけでなく、 医療の内容の選択といった意味で患者自身が選択して治療を受け、生活習慣を改善していくという方向に向かっていくと思われます。 そんな時代の中で、多くの方々に支持され、現代医療、自然・代替医療のそれぞれの優れた部分を生かし、患者様方一人一人の病状、 疾患に合わせたベストな治療を志し、皆様方の健康に貢献していけたらと考えております。

 

 

 
     
   
 

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