Aug 15, 2008

歩行困難

70台半ばの男性。主訴は、足のふくらはぎ周辺の痛み。

過去何年も毎日1時間半、健康の為にウオーキングをしていたのだが、ここ3ヶ月位は、歩き始めて3分位経つと、片足がとんでもなく痛くなって歩けなくなるという。しかし、何分か休めば痛みは引いて、また歩けるようになるのだが、また3分程歩くと同じように痛くなり、また休めば歩けるようになるという状況の繰り返しらしい。まさに、間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状である。これは、おもに、脊椎狭窄(せきついきょうさく)などの神経性の問題が原因となっているものもあれば、動脈硬化などの、血流障害などによるものとがある。

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この患者さんは、既に、腰椎に脊椎狭窄という診断がMRIで出ているのであるが、姿勢の変化よる症状の有無はない。痛みの出る側の足を触診してみると軟組織の部分にかなりの硬化が見られた。患者さんに尋ねずして、痛みの出る場所を触診で捉えたら、患者さんは、「そこやわ、そこやわ、触ってわかるんかい?」と、少し興奮気味に話されていた。以前に、スペシャリスト呼ばれるドクターの所に行った時には、腰を手術することだけが選択肢のようにいわれたらしい。また、その他のこの患者さんの問診から得た情報を総合すると、脊椎狭窄はあるものの、足の痛みは血流障害によるものがメインだと思われた。

こういったケースは、血管が既にかなり詰まっていた場合、西洋医学的処置が必要な時があるかもしれないが、代替医療の様な保存療法だけで、完治することも多々ある。毎回の治療で、痛くなるまでの時間なり、痛みが出るまでの歩く距離が伸びれば、治癒する方向に向かっているといえるであろう。

治療法は、患部の軟組織の治療をまずはメインに行い、身体全体における神経伝達の正常化を目指して、カイロプラクティックの矯正を施した。

この患者さんはとても心配性だと漏らしていたので、身体プラス、心体の調整も必要であろう。感情のもやもやは、結果として、身体の方に影響が出るのである。

Posted by DrFujinaka at 10:23 PM | Comments (0)

Aug 11, 2008

かかとの痛みと中敷

50台半ばの男性の患者さん、数ヶ月前から、歩くと両足共に、かかとが直ぐに痛くなるという。検査してみると、ひらめ筋、長趾屈筋と中心として、膝から下の足の内側の筋肉に圧痛点がかなり存在した。また、中足骨付近の関節の可動が減少している様であった。また、コンピューターを使った、歩行検査では、歩く際に、足の一部に偏って重みが掛かっていることが判明した。

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患者さんいわく、今は辞めてもう数年になるが、30年もテニスをずっと続けてきたという。また、最近は、体重も増加してしまって全然減らないとのことだ。歩いて、体を動かしたいのだが、かかとが痛くなるから困っているという。実際にその患者さんの体型はどうかといわれれば、肥満の部類に入ってしまうだろう。ご本人は「やせなきゃ痛みも取れないんだろうな、でも中々やせられないんだ。」ともらしていた。

治療は、硬くなった足の筋肉を伸縮がし易くできるように調整。可動の減少している足の関節にカイロプラクティクの矯正を施した。また、歩行検査のデータを用いて、患者さんの歩行時における弱点を補強するカスタムメイドの中敷を処方した。

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処方した中敷ができるまでに、2週間ほどあったのだが、中敷が来るまでの何回かの治療で、かかとの痛みはかなり軽減したことが認められたが、完全に痛みが取れたわけではなかった。治療開始前は、歩けば直ぐに痛みは出たが、治療後は、全く出ない時もあったが、痛みの強さは弱くともまだ症状が出たりすることもあり、まだ、完全にはすっきりしなかったのであった。やはり、体重による要因も少なからずとも症状に寄与しているかの感じであった。

しかし、中敷を使用し始めて二日目から、その後一週間以上が経過しているのだが、全く、足の痛みは無くなったそうである。中敷による、土踏まずのサポートと、中足骨への加重を分散させるパッド、そして、かかとの下の部分に特別なクッションを入れる細工を施したのが、功を奏したようであった。ドラマティックな中敷の効能に、この患者さんは更に喜ばれ、この中敷をもう一足注文した。

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Posted by DrFujinaka at 10:27 PM | Comments (0)